東京都現代美術館に井上雄彦エントランス・プロジェクトを観に行く
数日前にコンビニで見つけて買った
BRUTUS 特別編集の井上雄彦特集号。
読んでいたら、東京都現代美術館のエントランスで
7.4×6メートルの和紙を張り合わせた超巨大な書き下ろし作品を
展示しているそうではありませんか。
3/28日までということで、自分の予定をみたら、
土曜日が空いていたので行くことにしました。
とうっ! 着きました。
あっと言うまですね。
正面から入るとエントランスに、
原稿用紙サイズの「ガシュウくんとぼく」という
10点程度のショートストーリーがあり、
最後に巨大な作品の展示となっています。
「ちいさなぼくは
ふるふる たるたるの ふにゃふにゃで
もっとつよくならなくちゃとあせった」
という出だしで始まるショートストーリー。
「ガシュウ」というのは内容から「我執」のようですね。
意味は「自分中心の考えにとらわれて、それから離れられないこと。
我を通すこと。また、その気持ち。」
天下無双にとらわれた武蔵の内面の物語ということでしょう。
…途中、
「ごめんなさい ゆるしてください」と
ガシュウくんが空を見上げているその先には
鳥の絵が描かれていました。
上の方にあったので、意外と気づかない人いたんじゃないかなぁ?
自分、観察力無いので3回目に気づきました…。
井上雄彦さんの絵は観ているとなんか、
「ぐわっ」と感情がこみ上げてくるのでいつもいつもすごいなぁ、
と思いながら鑑賞してしまいます。
大変面白かったです。